アクチュエータとは、電気エネルギーを運動エネルギー(機械エネルギー)に変換する装置を指します。ピエゾアクチュエータ(圧電アクチュエータ)は、圧電素子の逆圧電効果を利用したアクチュエータで、以下のような優れた性質を持っています。

圧電素子は印加する電圧に応じて滑らかに伸長するため、圧電素子を組み込んだピエゾアクチュエータは、ナノメートル単位の非常に高い分解能を発揮します。理論上は、印加電圧の精度を高めることで無限に近い分解能を得られます。
ピエゾアクチュエータは1ミリ秒(1/1000秒)より短い応答速度で、非常に高速な動作が可能です。食品の異物除去や不良品検査などに活用されており、巻き込みを減らすだけでなく処理速度も向上させることができます。
ピエゾアクチュエータは、印加電圧に応じて圧電素子そのものが伸長する現象を応用したアクチュエータであり、基本的には可動部品が不要で小型化しやすいのが特徴です。発生力も大きく、当社のピエゾアシストモータは 61mm × 31mm × 15.1mm・質量50g程度で、29.4N以上の耐荷重を持ち、3kgの荷重を保持した駆動が可能です。
同じ仕事量をこなす場合、ソレノイドタイプなど他の種類のアクチュエータに比べてエネルギー消費が少なくなります。電気エネルギーを直接、機械エネルギーに変換するためです。
可動部品がほとんどないため摩耗する箇所が少なく、当社のピエゾアシストモータは10億回以上の駆動試験に合格しています。
電動モータと異なり、変位拡大機構を備えたピエゾアクチュエータは、少ない部品で直線運動が得られます。カム機構や減速ギアが不要なため、機構を簡素にできます。
「ピエゾアシスト」「PiezoAssist」は有限会社メカノトランスフォーマの登録商標です。